私たちにできること
訪問診療
病状に応じて原則月2回、定期的にご自宅へ訪問し、診療・ケア・検査・薬の処方を行います。
大学病院など専門の医療機関におかかりの場合には、そちらの担当の先生と連携を取りホームドクターとして体調管理や療養上の相談を行います。
専門機関の受診や入院を必要と判断した場合は、連携病院や専門医へご紹介いたします。
緊急対応
緊急時には24時間体制で医師や看護師が対応いたします。
また訪問看護ステーションをはじめとする様々な職種の方からの緊急連絡にも対応し
療養中の体調変化やご不安の軽減に努めています。
認知症治療
認知症は誰にでも起こり得るものであり、症状も進行も特徴も様々です。
ご自宅での生活や介護が難しいと思われる症状もめずらしくありません。
しかしながら今は、研究が進み、発症や進行を遅らせることが可能です。
効果が示される予防法も少なくありません。
認知症専門医の立場から、その方に合った治療法や認知症の方への関わり方を提案し
大切な方々との穏やかな時間を長く過ごしていただけるようサポートいたします。
緩和医療
痛みやその他の症状で、体のつらい日が訪れるでしょう。
気持ちがふさぎ込んだり、経済的な心配があったりするかもしれません。
一日中苦痛と闘っているようなことでは自分らしい生を全うできません。
ご自宅でも専門的な緩和ケアは可能です。
病気を抱えていてもあなたらしさを発揮できるよう、薬の調整や精神的ご支援や
社会制度のご利用の提案など多方面での緩和ケアでご支援いたします。
ターミナルケア
人生の最期は誰にも平等に訪れます。
その瞬間までどのように過ごされたいかは千差万別です。
何処で誰と過ごしたいか。どんな治療を受けたいか受けたくないか。
まずはお聞かせください。
ご希望の終焉に近づけるよう共に考えていきましょう。
リハビリ
日本は平均寿命(2021年)世界一の長寿国ですが、健康寿命は男性8.79歳、女性12.19歳と平均寿命より大きく低くなっています。「自分でトイレへ行ける。」これは人間の尊厳にもかかわり、健康寿命と平均寿命の差を少しでも埋めることが大切です。
急にADLが下がった場合には見逃さず、訪問リハビリ、デイサービスでのリハビリを早期に導入する必要があります。多職種連携でADL向上を図れるようリハビリテーション専門医として尽力しています。また、寿命に直結する「嚥下機能評価」も積極的に行っています。